バンブーにとって、よいサポートってなんだろう。

練習レポート

更新日:

みんなで黙り込む時間が、最近、減ってきました

 

 

 

 

 

1月24日のジュニアMTG(中学生)は、サポートを議題にしました。

 

「スピードあるサポートでプレーの景色が変わる」

*1時間ほどの内容を抜粋し9分に

 

スピードあるポートをしよう! という狙いのチーム練習が続いています。

 

それってバンブーにとって、どんな意味があるのか?

分からないままやっていても楽しくないので、まずはサポートについてみんなで深く考えてみることに。

サポートって何だろう。

いいサポートって何だろう。

 

この内容とは別に、話し合いの展開にバンブーらしさが表れた瞬間があったので先に紹介しておきます。

 

いいサポートとは……のテーマの時間、詰まってしまった場を急転換させた言葉がありました。それはつぶやきみたいな、ある子の発言でした。

 

「今思ったんだけど。逆に”悪いサポート”って何なの」

誰かが反応、
「いや、サポート自体がいいことだから、悪いサポートはないかも」
さらに
「サポートは、ボールを持った人を助けることだから。助けたいのに、もったいないこと、惜しいなってことはある」
どうしたら仲間(ボールキャリア)が助かるのか。感じながらプレーして、その質を高めていこうよ、という話になりました。

 

そこで共通になる要素が、バンブーでは入っていくスピード になります。

パスキャッチでも、オフロードへのガットでも、ハンマーでも、ラックのブローであっても、スピードをつけて入ることで、チームのオプションが増える。ボールを動かすブースターになる。

じゃあ、ボールキャリアを助けるには、その人がその場面で「どうしたい」と思っているのかを知ることが必要だよねと。つまり、アタックのイメージを共有することが必要だよねという話に。

 

これは、一つ前のMTG内容とつながり、そのまま次の練習のテーマに、バンブーのラグビーを作るプロセスになっていきます。

 

話の展開を振り返ると、
話が一気に進んだきっかけは、プレーヤー自身のつぶやきのような一言でした。決して優等生発言でなく、むしろアンチ的な方からものを見た、発想の転換でした。その一言ををスルーしないで拾って、みんなのイメージづくりやモチベーションの種にしていく。

 

こいつのつぶやき、あなどれねーな。

 

今、バンブーの面々にはそんな感じがあります。

 

発信力、受信力。実戦のサポートでも、とても重要なチカラですよね。

(な)