【VOICE】南アの子どもは、裸足で走る。

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この記事を読んだのは1995年の南アフリカ開催の第3回ワールドカップでした。

南アフリカは、ニュージーランドと双璧をなす、「世界最強の国」でした。1992年までは、世界のすべての国に勝ち越していました。あのニュージーも、ずっと「南アの次」の国だったんです。

その南アでは、中学3年生まではみんな子どもは裸足でラグビーをやってるって、聞いたことがありました。のちに実際にこの写真を見たときは、衝撃でした。「本当に裸足じゃん」。

そして、写真を見た1年くらい後に、「裸足で育った子たち」の強さを実感する機会がありました。

東京・秩父宮で行われたジャパンセブンズ という国際7人制大会。フィジーとニュージーの決勝でした。

優勝はフィジー。決勝は降り続く雨の中。少し前まで、日本はじめ他の国がズルズルズルズル足を滑らせているのに、フィジーだけはまったく滑らない、一回も、こけなかった。この人たち、何を履いているんだろうと思ってみたら、スズキのゴムスパイクでした。

フィジーの選手たちは、スパイクで走ってない。自分の足で走っていたんです。

バンブーを始めるとき、しながわでラグビーをする子には裸足で走ってほしいな、と考えていました。

残念ながら、当時は土の校庭だったのであきらめました。いつか「しながわの子は、どうしてみんな裸足なんですか」なーんて、他のクラブの人に聞かれたりなんかして…と想像をめぐらせていました。きもいですね。

いまだにバンブーの子にスパイクを履かないでとお願いしているのは、裸足ビリーバーのせめてもの抵抗です笑。

(なるみ)