「あの人、まさか…」臨時コーチに元日本代表NO8あらわる!

練習レポート

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トニーさんを囲んで記念写真。ふらりと寄ってくれたその人は、元日本代表のオツコロ カトニさんでした。

「きょうやるのは一つだけだよ。コミュニケーション。ポイントは三つ。みる、話す。聞く。それだけね、大丈夫?」

2月24日、しながわバンブーは幼児から中学生まで100人以上が練習しました。会場は、品川区立大崎中学校。息子さんが近隣小に通うトニーさん、以前からお願いしていたスポットコーチを、この日に受けてくれたのでした。

トニーさん、高学年と中学生のカテゴリーをつきっきり2時間、見てくれました。コーチングはとてもシンプルです。

その明快さの後ろには、教える人としてのたくさんの勉強と経験があります。

16歳で日本にやってきたトニーさん、いつも心には「日本へ恩返しを」の気持ち

元々、選手として、クボタスピアーズのプロ選手だったトニーさんには、地元の小中学生を教える機会がありました。それが定期的になってきたので、真面目なトニーさん、コーチとしての勉強も、選手をしながら始めたのです。なんと日本ラグビー協会の「トップコーチ資格」を取得してしまいました(子供を教える人は、その2段階下の資格を取る人が多いのですが)。

「単に自分の経験で教えるのと、教え方を勉強して取り組むのでは、子供達に大きな違いが出ます。経験に頼るとどうしても自分のラグビーと比べる、怒る方が先になります。勉強すれば、伝え方にバリエーションを持つことができる。ラグビーってこんなに楽しいのか! 子供がそう思ってくれれば」

トニーさんの声が優しく、小さなボリュームなのも個性的です。子供たち、耳を澄ますように聞いています。

セッションの後は、いつも帰りの電車(!)でその子たちの顔を思い浮かべるというトニーさん。「楽しいって思って、もらえたかな」。そうやって自分のコーチングを振り返るのだそうです。

トニーさん、トニーさんを連れてきてくれたHC学ちゃん、素敵な時間を、ありがとうございました。